多機能計測システム SA-A1FTRTB2

波形収録を目的にした小型・軽量で電池駆動が可能なデータレコーダです。騒音計や振動レベル計のデータをメモリカードに記録できます。特に、音・振動波形の収録に対しては、マイクロホンやピックアップに接続するための端子やセンサ駆動電源（CCLD）を装備しています。

特長

最大で4チャンネルの電気信号を収録できます。
筐体は小型・軽量であり、単3形アルカリ乾電池×4個を使うと約8時間の連続運用が可能です。
（23℃、周波数レンジ20kHz、4チャンネル入力、CCLDなし、バックライトOFFの条件）
マイクロホンや加速度ピックアップを含むセンサを用意に接続するための端子を備え、CCLDにも対応しています。
周波数範囲はDCから20kHzをカバーしており、幅広い現象の記録に対応できます。
収録データは一般的に使われているWAVE形式に準じてコンパクトフラッシュに書き込まれます。
音声の収録（音声メモ）やマーカ記録ができるため、後のデータ整理に便利です。
収録データを再生可能
駆動部がなく、色々な環境下での使用が可能。動作は無音。
操作性の良いスイッチ

入力部

信号入力

アナログフィルタ

ハイパス OFF、5Hz（－3.0dB±1.0dB）（－12dB/oct）

ローパス OFF、200Hz、1kHz、2kHz（－3.0dB±1.0dB）（－12dB／oct）
周波数特性

カップル DC～1Hz：±1.0dB、1Hz~12.5kHz：±0.5dB、12.5kHz～20kHz：±1.0dB

ACカップル 1Hz：±1.0dB、1Hz～12.5kHz：±0.5dB、12.5kHz～20kHz：±1.0dB
出力部

再生出力端子 4ch：BNC（入力部と共用）

モニタ出力端子再生時：選択された任意の1ch／音声メモ

収録部

媒体	CFカード[～2GB（FAT16）]（動作を保証する当社販売品をお使いください）
A／D変換器	量子化ビット数：16bit
ファイル形式	WAVE形式（16bit直線非圧縮）
周波数レンジ	100Hz/500Hz/1kHz/5kHz/10kHz/20kHz
サンプリング周波数	周波数レンジ×2.4／2.56
プリ収録	収録開始キーを押し下げ、またはトリガイベントより、0s、1s、5s前のデータから収録

トリガ部

トリガソース	フリー、シングル、リピート（リピート時にはファイル分割）
プリトリガ	0s、1s、5s（トリガイベントからのプリタイム）
トリガソース	外部：オープンコレクタ対応（NL-42、5、21、22、31、32対応）内部：レンジフルスケールの0.1％～9.9％、10％～99％リニアピーク

表示部

液晶	128×64ドット、121セグメント（バックライト付）
表示内容	レベルバー（Log）、レベル履歴、各チャンネルのオーバーロード、設定画面、再生画面
LED	Overload表示、CFカード残容量の警告、収録、再生、トリガ待ちなどの状態表示

使用温度範囲	－10℃～＋50℃
使用湿度範囲	10％～90％RH以下
電源	単3乾電池×4本、AC100V
電池寿命（アルカリ電池使用時）	20kHz：4ch：CCLD使用時：約4.5時間、CCLD未使用時：約8時間
寸法	W175×D45×H140mm
重量	約800g（電池含む）

ハイパス	OFF、5Hz（－3.0dB±1.0dB）（－12dB/oct）
ローパス	OFF、200Hz、1kHz、2kHz（－3.0dB±1.0dB）（－12dB／oct）

カップル	DC～1Hz：±1.0dB、1Hz~12.5kHz：±0.5dB、12.5kHz～20kHz：±1.0dB
ACカップル	1Hz：±1.0dB、1Hz～12.5kHz：±0.5dB、12.5kHz～20kHz：±1.0dB

再生出力端子	4ch：BNC（入力部と共用）
モニタ出力端子	再生時：選択された任意の1ch／音声メモ