その他非破壊検査機器
その他非破壊検査機器についてお問い合わせの多いご質問と回答をご紹介しています。
- 地中に埋まったものを見つける機械はありますか?
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はい。地中に埋まった金属や構造物を探す機器として、主に以下の2種類があります。
■金属探知器
埋設物の「大きさ」や「深さ」によって、適した機種が異なります。
また、正確な場所を特定するものではなく、おおよその位置(アタリ)を付けるための機器です。地面の状態(舗装・土・砂利など)によって機器の向き不向きがございます。
■埋設物探査機
こちらも対象物の大きさ・深さによって対応可能な範囲が変わります。測定可能な深さは、現場環境により異なります。
また、取得したデータの読み取りには専門知識が必要です。弊社ではサポート致しかねますので、ご使用経験のある方にお取り扱いいただくことをおすすめします。
- 地中の鉄管、電線がどの位置にあるか?、またどの位の深さか?を知りたいのですが、測定できる商品はありますか?
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地中埋設物探査レーダ グランドシア、オペラデュオ、鉄管ケーブル探知器PL-960等で測定可能です。
※地中探査につきましては、現場状況にかなり左右されますので、一度お問い合せ下さい。
- 鉄管ケーブル探知機の選定方法を教えてください。
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機器選定の参考にするため、以下の内容について事前にご確認をお願いいたします。
①埋設管の素材(例:金属・塩ビなど)
②埋設管の種類(例:水道管・電線管・通信ケーブル管など)
③埋設深さ
④管の立ち上がり・管が一部露出している部分があるか
- アンカーボルト、鉄筋等の引張試験をしたいのですが、測定できる商品はありますか?
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アンカーボルト引張荷重試験機のテクノテスターAT-10、AT-30等で測定可能です。
※測定する現場状況により機種が異なりますので、ご利用の際はお問い合せ下さい。
- アンカーボルト引抜試験機に注意事項はありますか?
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引張試験は対象物や現場環境により使用できる機材が変わります。
どの機材が使用できるか当社で選定しますので下記4つのポイントをご確認ください。
①ボルトのサイズ (MネジorWネジ)
※Dで始まる場合は鉄筋の可能性が高いです。別途オプション品が必要になります。
②ボルトにメッキ加工がされているか ※メッキ加工がある場合オプション品が必要です。
③出代(ボルトが地面から飛び出ている長さ)はどのくらいあるか
④最大荷重はどのくらい必要か(kN)
- 管内カメラは完全防水ですか?
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水がかかる程度であれば構いませんが、水中に沈めるようなご使用はお控えください。現場状況や使用方法によっては冠水があり得ます。
- 管内カメラの選定方法を教えてください。
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下記4点をご確認ください。
①カメラヘッドの大きさ(使用したい管に適したサイズか)
②ケーブルの長さはどれくらい必要か
③管に曲がりがあるか
④記録機能は必要か
- 軸力計の測定方法は?
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軸力計を使用した測定には、ボルトサイズに応じた指定の長さのボルトが必要になります。
ご使用中のボルトが短く、指定の長さに満たない場合は、同一メーカー・同材質・同規格のボルトで長さの適したものをご用意いただき、代替試験となります。
- トルクレンチの使用条件を教えてください。
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トルク値、ボルトの二面幅、トルクレンチの種類、ヘッドの種類をご確認ください。