精密音響測深機 TDM-9000A

アナログの記録を取りながら同時に測深値が読み取れます。河川・湖沼・港湾などの水深を連続して測ることにより海底・湖底の形状を測定し記録することができます。

特長

深度情報の記録方式とデジタル処理機構に多くの特徴をもつ､先進の小型精密音響測深機
記録部には､サーマルヘッド記録部と感熱記録紙の組み合わせによる静止機構を採用したためペン駆動用モーターを必要とせず、重量・容積・消費電力は格段に軽減
またヘッドは常に安定静止しているので､同期外れの心配もありません
データ処理に関しては､内臓のマイコン制御により記録の収録・分配・メモリ等に高精度化を実現し、濁りの発生時に頻発した精度不良・測定不能をも解消
インターフェースRS232Cを装備し､水深情報を外部に出力、および外部パソコン等からのマーク指令も可能

レンジ

1／100	0‐10m、5‐15m、10‐20m、15-25m、20-30m、25-35m、30-40m、35-45m、40-50m、45-55m、50-60m、55-65m、60-70m、65-75m、70-80m、75-85m、80-90m、85-95m、90-100m
1／200	0-20m、10-30m、20-40m、30-50m、40-60m、50-70m、60-80m、70-90m、80-100m、90-110m、100-120m

記録縮尺	1／100、1／200
シフト	自動シフト（手動シフト可能）
測定範囲	アナログ：送受波器下から0.65m～120m（平坦時）デジタル：送受波器下から1.00m～120m（平坦時）
測定精度	±2cm±水深×1／1000
記録方式	直線記録、メモリー方式
記録諧調	10階調
記録紙	感熱記録紙（サーマル式）幅112mm×長さ25m
目盛り線	10cm、1m（1／100縮尺時）
紙送り速度	15mm/30mm/45mm/60mm/90mm/120mm/240mm/360mm／分
送受信周波数	200kHz±3kHz
送受波器の指向角	半減全角、約6度
感度調整	自動調整（手動調整可能）
音速補正	1400～1599m／sに対し、1mステップ切替
吃水調整範囲	0.0～9.9m
記録紙上印字出力	水深値、音速補正値、時刻、縮尺等印字可能
深度出力	RS-232C 連続、4800BAU 8BIT STOPBIT2
LCD表示部	時刻、水深値、レンジ、音速補正値、吃水値、感度値
使用電源	DC12V（内蔵バッテリーまたは外部バッテリー）
消費電力	12V、0.65A
使用時間	連続6時間
外形寸法	記録器：H363×W256×D120mm 送受波器：φ120×50 充電器：H60×W110×D188mm
重量	記録器：7kg（バッテリー内臓）送受波器：4kg