
平成29年度 重点的安全対策
工事事故を防止するため、特に以下の項目について重点的に安全対策を講じ、事故防止に万全を期すこととします。また平成28年度においては、1件の死亡事故が発生しており、重点的安全対策項目に該当しない作業であっても、リスクアセスメントを適切に行い、重大事故につながる危険要因を排除することにより、工事事故防止に努めることとしましょう。(平成29年3月策定)
- 架空線等の損傷事故防止(継続)1:事前確認及び周知・指導の徹底
2:目印表示等の設置
3:適切な誘導
4:アーム・荷台等は下げて移動 - 建設機械等の稼働に関連した人身事故防止(継続)1:適切な施工機械の選定および使用
2:誘導員の配置
3:作業員に対する作業方法の周知
- 資機材等の下敷きによる人身事故防止(継続)1:危険性の調査等(リスクアセスメント)の実施と安全管理活動の徹底
2:現場条件に応じた措置の実施
3:飛来落下等の防止対策の徹底 - 地下埋設物の損傷事故防止(新規)1:事前調査、試掘の実施
2:目印表記、作業員への周知
3:監視員の配置
- 事故防止(新規)1:基本的な手順の順守および動作の確実な実施
2:安全施工が確保される施工計画書等の作成・検討
3:作業員に対する安全教育
4:適正な工程管理
5:交通安全管理
事故事例...
被害者が、歩道の塗装工事を行うため、縁石の下側0.05mの位置に墨出し作業を行っていた際、後退してきたドラグ・ショベルのクローラー部に巻き込まれました。墨出しを行った際、墨が確実に付いているか確認するため屈んでいたとのことです。
インフラ検査・維持管理展
(メンテナンス・レジリエンス TOKYO2016) <出展決定!>
【2017年7月19日(水)~21日(金)@東京ビッグサイト】
展示会はインフラの老朽化対策に関する最新の技術・取り組みを紹介し、維持管理・更新に係る技術(メンテナンス技術)の基礎強化を図り、建設から維持管理・更新に至る一貫のサイクルにおいて、将来にわたって安全で強靭なインフラを維持・確保することを目的に開催いたします。
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安全管理機器
架空線等接近警報システム
架空線等(電線・信号機・標識)直下のバックホウ作業において、ブームが架空線等に接近したことを「音」と「光」でオペレーターにリアルタイムに知らせる安全補助システムです。